少年少女世界の名作全集でこの辺のストーリーは読んでます。
ボナシューが守銭奴のひどい奴で、ボナシュー夫人は可哀想なことになるんだっけ。
で、このトレーラーを映画館で見て、日本映画も根本的に変わらなきゃダメなんだろうな、と思った。
撮影技術が変わってるんだから、それに合わせた見せ方があるはずで、その辺の研究をしていないんじゃないのかなとも。
例えば、杖を持った強い爺様が活躍するというと「ロード・オブ・ザ・リング」があるけど、日本にだって「水戸黄門」がある。
「水戸黄門-不死の豊臣魔神-」とか「水戸黄門-東北の黄金秘境-」とかを作らないと、日本人ですら見なくなるように思う。
こういう話には「伝統がどーのこーの」がつきものだけど。
白黒映画の水戸黄門の「越後の縮緬問屋でございます」と言う時の「疑ったら殺す」という目つきとか「助さん格さん、やっておしまいなさい」が「殺っておしまいなさい」にしか聞こえないことを思えば、すでに伝統は壊れて「ただの人の良い爺様」に成り果てている。
ザック・スナイダー監督に撮ってもらえば、「助さん、格さん、やっておしまいなさい」も面白いシーンになると思うけどなぁ。
監督 ザック・スナイダー
水戸のご老公 イアン・マックラン
助さん 渡辺・健
格さん クリスチャン・ベイル
風車の弥七 ジュード・ロウ
うっかり八兵衛 ジョニー・デップ
かげろうお銀 シャーリーズ・セロン
風の鬼若 ニコラス・ケイジ
アキ クロエ・グレース・モリッツ
この布陣で敵対できる悪役といったら、マルコム・マクダウェルしかいなそうだな。
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